テレビが壊れたのでNHKを解約した実体験です。
後半は、テレビが家から無くなり半年経過した様子を書いています。
NHK解約までの全経緯
まず、インターネットで「NHK 解約」で調べて、NHKのフリーダイヤルに電話。
テレビが故障したのでNHKを解約したいのですがとオペレーターに伝えるとこう言われました。
「テレビを処分してからまた電話してきてください」
うわぁ、高飛車。
電話をかけた夫は、不親切な対応に憤慨。
解約防止の水際対策でしょうね。
NHKコールセンターで働く人も大変ですよね。
親切とは真逆の対応をして、文句言われたりしているのでしょうから。
ただ、この塩対応のおかげで、テレビっ子の夫も「もうテレビなんかいらないや」と思い始めてくれました。この点はよかったです。
さて、テレビを処分した旨、再度コールセンターに電話をし、ようやく解約書類を送ってくれることになりました。
解約書類に必要事項を記入し、ポスト投函。
これで無事にNHKを解約できました。
なかなか解約させてくれないのかなぁと心配だったのですが、思っていたよりは簡単に解約できました。
ポイントは、テレビを処分した旨をコールセンターに伝えることですね。故障した、ではだめです。(2020/4頃の話です)
テレビが無い生活、半年過ぎてどうか?
さて、我が家は40代と50代の夫婦です。
テレビとともに育ち、青春時代はテレビにどっぷり浸かっていた世代。
今、テレビをみているのは40代がメインらしいので、まさにターゲット層どまんなかの夫婦です。
特に夫はテレビの無い生活なんて考えたこともない人でした。
結論としては、テレビが無くなって半年以上経ちましたがなにも問題なし。
最初のうちこそ、朝起きてテレビをつける習慣があったので音が何もないことにさみしい感じもしましたが、1か月もたたないうちに慣れました。
「地震速報はNHK」と何となく思っていましたが、インターネットのほうが情報が早いのでこれも問題なし。
我が家の唯一のNHKニーズは地震速報だったのですが…。単なる思い込みだったんだわ。
ニュースもインターネットで十分だし、今まで見ていた番組で観なくなって困ったものも一つもなし。
スマホとパソコンがあれば、テレビいらないね!という結論に至りました。
テレビを無くすと決意するまで
テレビを無くしたい妻とテレビ命の夫。
どうやってテレビの無い生活に至ったか?
我が家の場合はこうでした。
テレビがあることで感じるストレス
夫は、朝起きてまずテレビ。帰宅するとすぐテレビ。一度テレビをつけたら、だらだらと就寝時間までつけっぱなし。
面白い番組やドラマなら私も一緒に観て楽しめるのですが、どうでもいい番組の騒音でイライラすることも多々ありました。
私は、テレビをもともと観ないほうで、東京ラブストーリーも観たことがない人です。
私の世代で東京ラブストーリーと高校教師を観たことがないというと「えー!」と驚かれます。
テレビ周囲ってコードがやたらと多くなるから、ほこりがたまって掃除も大変。
都内の狭いマンションなのでテレビの配置が難しく、ソファの対面にテレビを置けないから観にくい。
こんな風にテレビに関連するプチストレスがいくつかありました。
だから、私にはテレビを無くしたいという密かな願望があったのです。
ただ、ニュースと地震速報の情報は必要だから、さすがにテレビを無くすのは無理だよねと思っていました。
肝心な時にテレビが壊れるという悲劇
ところが。
ある朝、大きめの地震があり、「けっこう揺れたな~、NHKの地震速報観よう」とテレビをつけようと電源を入れたら、テレビ点かない。
パナソニックのテレビが突然壊れてご臨終してしまったのです。
地震の時にテレビが無いと困ると思ってテレビは必要だと思っていたのに、肝心な時に壊れるって…。
この出来事があって、テレビって必要?と本気で考えだしました。
テレビ売り場で購入意欲を喪失
もちろん、最初はテレビを買おうということになり、ヨドバシカメラやビックカメラのテレビ売り場をウロウロ。
そして、久しぶりに訪れたテレビ売り場の変わりようにビックリ!
最後にテレビを買ったのは7年位前だったと記憶しています。その頃は、中型サイズのテレビが多く展示され5万円位の価格帯のテレビが主流だったような。
最近は、大型テレビが多く展示されていますね。
若年層のテレビ離れが進んで、テレビの訴求ニーズが変わったのでしょうね。
大型テレビを置きたいっていう欲望は、中年世代が多いのではないかな。
我が家は大型テレビを置けるスペースは無いし、大型テレビを置くくらいならプロジェクターのほうが興味あるし。
さて、様変わりしたテレビ売り場に驚きつつも、テレビを物色します。
しかし、物色していると、いろいろなニーズが出てきてなかなか決められません。
せっかく新たにテレビを買うなら、テレビでnetflixとかYoutubeとか動画配信サービスも観たいよね。
テレビを簡単に移動できると便利だよね、ポータブルテレビってどうかな?
ところが、ポータブルテレビって売れてないみたいでパナソニックくらいしか作ってないし、価格も高い。
こんな高いテレビ買うなら、小さい安いのでいいか。
そうして逡巡しているうちに、だんだん選ぶのが面倒になってしまいました。
最近は、ネットで買い物になれているから、久しぶりのリアルなお買い物。実際に売り場を歩き回って買い物するのがこんなに疲れるとは…。
だんだん購買意欲が下がってきてしまい、パナソニックのポータブルテレビが新しい機種を来月新発売するらしいから、それをみてから決めようと夫に提案。
本当は、ポータブルテレビなんてどうでもよくなっていたのですが。
テレビ無し生活は考えてもいなかった夫ですが、期間限定ならいいかと思ったようで納得してくれました。
そして私の念願のテレビ無し生活に突入。
夫はさっそくノートパソコンを食卓から見える位置に配置して、ニュースを流したり、netflixを流したり。
いろいろやっていましたが、結局夫は、テレビの代わりにYoutubeを観ることで満足できることを発見したようです。
とうとう「テレビ要らないね」と言い出して。
万歳!テレビ無し生活決定です。
テレビが我が家から無くなって、半年以上が経過しましたが、困ったことは今のところひとつもありません。
おそらく、もう二度とテレビは買わないのだろうなぁ。
オリンピックが実現したら買うのかなぁ。
なんて思いつつ、テレビの無い生活を続けています。
テレビを処分しようかどうしようか、迷っている方の参考になればうれしいです。